チェ・ガンヒ主演のSBSドラマ『スイート・マイ・シティ』は、視聴率は低いものの、「2535世代」(経済力・購買力がある25歳から35歳)の女性ファンの間で爆発的な人気を呼んでいる。
20日に放送された『スイート・マイ・シティ』第5話は視聴率8.2%、第6話は9.9%(TNSメディアコリア調べ、以下同じ)だった。同じ時間帯のKBS第2テレビ『VJ特攻隊』の14.2%や『夫婦クリニック愛と戦争』の13.4%に比べると低い視聴率だ。
SBSは『スイート・マイ・シティ』を「プレミアムドラマ」と称しているが、視聴率は「プレミアム」とは言いがたい。
しかし、『スイート・マイ・シティ』は「タルド」(韓国語タイトルの略称)という愛称で呼ばれ、若い女性視聴者に熱狂的なファンが多い。
特に、女性ファンは年下男チ・ヒョヌと、仕事ができる優しい男イ・ソンギュンの間で気持ちが揺らいでいるチェ・ガンヒに共感しているようだ。ドラマの人気で原作小説も再び売り上げが伸びている。人気ドラマ『人魚姫』を手がけたパク・フンシクの演出ということもあり、「原作のいいところをよく生かしている」と評価されている。
ドラマが放送される金曜日の夜は、2535世代の女性にとって忙しい時間帯だが、それを考えれば今の視聴率でも健闘しているといえるのではないか、という見方がドラマ界では多い。