今年最高の期待作の一つであるキム・ジウン監督の映画『良い奴、悪い奴、変な奴』の公開が7月17日に決まった。配給会社CJエンターテインメントが12日、明らかにした。
同映画は韓国型ウエスタンという風変りなジャンルで、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンの三人が出演するということで話題を集めている作品だ。特に今年5月に行われたカンヌ国際映画祭では、試写会後5分間にわたってスタンディングオベーションが起こり、注目を集めた。
1930年代の満洲(現在の中国東北部)を背景に、雑草のような生命力で列車を襲う「テグ(ソン・ガンホ)」、目標のためなら殺人もいとわない盗賊のボス「チャンイ(イ・ビョンホン)」、金のためなら何でもやってのける当代きっての名スナイパー「ド・ウォン(チョン・ウソン)」が、正体不明の地図をめぐって追撃戦を繰り広げる。