米国産牛肉:チョン・ソニ、番組で涙の謝罪

 チョン・ソニが「キャンドル集会」発言に対する批判に応え、再び涙の謝罪を行った。

 チョン・ソニは6日昼12時、MBCラジオ『正午のリクエスト、チョン・ソニです』を通じ、「わたしのおごりが引き起こしたことだと思う。原論的な話に傾いて皆さんの苦痛を推し量ることができず、不適切な発言で傷つけてしまい申し訳ない。これからは学びの姿勢で、再び謙遜しながら物事に臨みたい」と語った。やや震えた声でオープニングメッセージを伝えたチョン・ソニだったが、最後には涙を流した。

 チョン・ソニは「どうやって(わたしが発した)言葉を取り消すか、長時間悩んだ。“キャンドル集会”に対する発言以後、大勢の皆さんが傷つき、掲示板にもたくさんの抗議文が寄せられた。目を反らそうとしていたのではなく、沈黙することでなだめようとしていたのでもない。時間が経てば本当の気持ちを分かってくれるだろうと思っていたが、そんな行動が、より多くの誤解と怒りを招いたようだ」と語り、また「わたしもこの地でまったく同じ問題に苦しむ大韓民国の国民で、子どもの食べ物を心配する人間だ。皆さんの反対側に立ち、公共の敵となってしまったのではないかという恐怖で、一日たりとも心安らぐ日はなかった」と訴えた。

 チョン・ソニは先月22日の『正午のリクエスト』生放送中に、「狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)だ何だと言って愛国心を燃やしながらキャンドル集会をしても、こんなの大したことない。環境を汚染しながらマンホールの蓋をしていくことだって、良心の呵責を感じるべき犯罪だ。大事があれば興奮し、行動する人々の中に、こういう人がいないと誰が断言できるだろうか」と語り、非難の対象となった。当時出演していた番組の放送が保留となり、『生後のリクエスト』に協賛していた企業が協賛中断を宣言するなど、発言に反発する世論が目に見えて広がる中、チョン・ソニは所属事務所とも連絡を絶った状態で胸を痛めていた。

キム・ユンヒ記者
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