ヨン様、記者会見で大いに語る


 4日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたドラマ『太王四神記』の記者会見に臨んだぺ・ヨンジュン、キム・ジョンハク監督、ムン・ソリ。300人の報道陣のお目当て、ヨン様は、ドラマ、役柄について次のように話した。

―『太王四神記』の大きな反響をどう捕らえていますか。

「いつもありがたいと思いますし、これからも頑張って、良い姿を皆さんにお見せしなければいけない、努力しなければという気持ちにさせられます」

―『太王四神記』のどんなところを見てもらいたいですか。

「このドラマは人の真心、真の心が描かれていますし、真の愛が描かれています。私が演じたタムドクという人物は、権力は持っているが誰とでも友達になれる非常に自由な人物で、誰とでも意思の疎通が図れるという開かれた人物だったと思います。まさに彼のような人物こそが今、必要とされている指導者なのではないのでしょうか」

―ペ・ヨンジュンさん、先ほどからメモを書いていらっしゃいますが?

「今、他の俳優に質問されていることをご自分にも聞かれたらと、思いついたことを書きとめています。最近、記憶力がだんだんなくなってきていますので(笑)」

―撮影場所はどこがお気に入りでしたか。

「メインセットのあった済州島です。韓国では美しい島で空気も良い所なので、撮影は大変でしたが、とても楽しく撮影できました。タニャンも居心地の良い場所でした」



―このドラマは王者の孤独・苦悩が表現されていますが、ペ・ヨンジュンさんご本人と重なる、共感する部分が多かったのではないかと思いますが。

「タムドクという人物は、実在の人物、偉大な人物でしたので、2年間演じながら、たくさんのことを学びました。私自身、成熟するきっかけになったと思います。タムドクという人物は、偉大すぎるので共通点を見つけることは難しいですが、男性であれば責任感を持つということにおいては同じだったのではないかと思っています。孤独という点においては、私自身もタムドクも信じて頼れる友人がおりますので それほどさびしいと思うことはなかったです」

―撮影でのエピソードを教えてください。

 「一つの作品を通して、俳優・スタッフと親しくなるというのは難しいですが、今回のドラマ撮影を通して肉親の弟、妹、兄ができた気分です。監督ともう一度、仕事がしてみたいです」

―ス・ジニ(イ・ジア)は、タムドクに後ろから抱きつき、キハ(ムン・ソリ)は前から抱きしめますが、タムドクはどちらがお好きですか。

 「どちらでも良いなと思っています。キハはタムドクと恋人関係にあったということで前から抱きつくことができましたが、ス・ジニは友達関係だったので背後からだったと思います。でもどちらかというと、前から抱きついていただいた方が良いかなと思います(笑)」

―タムドクとス・ジニがお酒を飲むシーンがよく出てきますが、実際はどうですか。

 「ドラマではス・ジニはよく飲んでいましたが、実際は飲めません。そして私はお酒を本当によく飲みます(笑)」

―ネット視聴者へのメッセージをお願いします。

「ネットユーザー、テレビ視聴者の方も含めてこの『太王四神記』に多くの愛情、関心を寄せてくださり、感謝します。ドラマの方はますます面白くなっていきますので私自身、今後も良い演技をお見せできるように、そして頑張っている姿をお見せできるように努力したいと思っています。ありがとうございます」



東京=野崎友子通信員

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