人気俳優チョン・ジュノが結婚を延期することになった。
5月にPさんという女性と結婚を決めたと言われていたチョン・ジュノだが、新婦側と合意の上で、結婚式に関する各スケジュールを来年初めに先送りした。当初、7月2日にシェラトン・グランデ・ウォーカーヒル(ソウル市広津区広壮洞)で結婚式を行う予定だったが、チョン・ジュノのハードスケジュールや家庭内の諸事情を考慮し、両家で意見が一致したという。
これについて、チョン・ジュノは5日午前、スポーツ朝鮮との単独電話インタビューで、「最近ビジネス上の業務を処理しようとハワイに行き、帰ってきたところ。結婚と仕事を並行しようと思ったが、スケジュール調整が難しかった」と、結婚を延期する考えを語った。
好評を呼んだドラマ『人生最後のスキャンダル』(MBC)が4月に終了して以来、チョン・ジュノはそれまで先送りされていたスケジュールをこなすため、多忙を極めていた。2カ月余りに及んだドラマの撮影で、それ以外の仕事はすべて保留していたためだ。CM撮影やハワイのホテルに関する打ち合わせ、カンボジアの障害者のためのボランティア活動など、スケジュールはめじろ押しの状態。特に、今月末にクランクインする映画『有間道』の主演が決まり、日程調整は困難になっていた。『有間道』は香港映画『インファナル・アフェア』(原題『無間道』)のコミカル・バージョン的な映画だ。
チョン・ジュノに近い関係者は「仕事もそうだが、家の事情で結婚の延期を考えるようになったらしい。チョン・ジュノの実父が今年3月に胃がんの手術を受けた。幸い、初期に発見されたので手術も成功した。だが、回復期に入り、最近“いろいろ気をつけてほしい”と病院から言われたそうだ」と話す。さらに、「チョン・ジュノはドラマの撮影中ずっとそういうそぶりを見せなかったため、こうした事実を知っているのは本当に近い関係者だけ。“人生の一大イベントだけに、時間に追われてするのではなく、余裕を持って日取りを決める方がいい”と、両家の意見が一致した。だから、結婚時に両家で贈り合う進物の品や結婚式場、新婚旅行の準備など、すべて具体的には進められていないと聞いている」と語った。