ヨン様NHK会見に「異例」記者300人


 ペ・ヨンジュンはNHKで記者会見とスペシャル番組の収録を行ったが、これに多数の取材陣が殺到した。

 4月からNHK総合でスタートしたドラマ『太王四神記』の日本での放送を記念し、先月30日に訪日したペ・ヨンジュンは4日、東京・渋谷のNHKで特別記者会見を行った。

 この日午後2時から約1時間行われた記者会見には、韓国・日本・台湾などの記者300人余りが熱い取材合戦を繰り広げ、NHK内の記者会見場は足の踏み場もないほどだった。ペ・ヨンジュンを一目見ようと仕事の手を止める局関係者がいるかと思えば、局や宿泊先のホテルの前には数多くのファンが集まった。

 この日の記者会見を取材したある記者は、「普通、日本の人気俳優の記者会見でも100人くらいは記者が集まる。だが、記者300人に地上波テレビ局のカメラ20台以上というのはまれだ」と驚いた。

 NHK関係者も「あまりにも多くの記者がプレス登録をしたので、全員は受け付けられなかった。過去最多と言ってもいいほど記者を呼んだペ・ヨンジュンの衰えぬ人気ぶりは驚異的」と語った。


 記者会見の様子は、NHK・フジテレビ・TBSなどの主要局の夕方のニュースで放送された。

 一方、NHKはペ・ヨンジュンが「ドラマ『太王四神記』プレミアムイベント2008 in JAPAN」で訪日したのに合わせ、1時間の特別番組『太王四神記スペシャル』を企画、『太王四神記』のセットをそのまま移してきたような高句麗時代風のスタジオを特別に用意した。

 『太王四神記スペシャル』は21日(土)午後5時からNHK総合で放送される予定。業界関係者は「海外スターの特別番組を土曜日夕方というゴールデンタイムに近い時間帯に放送するのは異例」と、ペ・ヨンジュンの訪日に対する期待を裏付けるものと解釈している。

 記者会見を終えたペ・ヨンジュンは、ムン・ソリ、チ・ジア、金鍾学(キム・ジョンハク)監督と共に特別番組収録に臨んだ。韓国語と日本語を同時通訳する形で行われた収録で、ペ・ヨンジュンは笑顔を絶やさず、自信みなぎる語り口で司会者の質問に答えていた。

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