『太王』イベントでヨン様、日本語で「心配しないで」


 1日、京セラドーム大阪で、「ドラマ『太王四神記』 プレミアムイベント 2008 in JAPAN」が3万5000人で満員の会場で華やかに開催された。

 同イベントは、ぺ・ヨンジュンをはじめ、キム・ジョンハク監督、同ドラマで相手役を務めたムン・ソリ、イ・ジア、そして共演のイ・フィリップ、パク・ソンウン、オ・グァンロク、歌手のジュンソらが登場するという豪華なもの。

 特にぺ・ヨンジュンは訪日が1年10カ月ぶり、そして公にファンに姿を見せるのは2年9カ月ぶりとあって、ファンの熱気は早くから沸き立っていたが、この日のイベントではそれが爆発した。

 20分遅れて始まったイベントで、タムドクの衣裳に身を包んだペ・ヨンジュンの姿がスクリーンに映し出されるとため息とともに拍手が起こった。

「家族の皆さま、こんにちは。ペ・ヨンジュンです」と日本語で語りだすと更に大きなため息が聞こえ、イベント中はペ・ヨンジュンの一挙一同に熱い視線を送っていた。

 トークでぺ・ヨンジュンは撮影中にけがをしたことに自ら「大丈夫です。心配しないでください」と語りファンを安心させたが、撮影中3度けがしたことを明かした。そして、舞台上の数段の昇り降りでも、イ・フィリップが寄り添うように気遣っていた姿が印象的だった。


 気になる今後の予定として、アニメ『冬のソナタ』のアフレコを挙げた。さらに「次回作は、日本漫画を原作としたドラマを検討中です。近いうちに発表できると思います」と語り、うわさに上っているドラマへの出演がほぼ確定したものとみられる。

 またトークの中で、パク・ソンウン(チュムチ役)が自らシン・ウンジョン(タルビ役)との交際の事実を初めて語り、ぺ・ヨンジュンも驚くというシーンもあった。

 一方、同イベントは全国13カ所の映画館で生中継され、5000人余りのファンが観覧した。

 東京では新宿バルト9、TOHOシネマズ六本木ヒルズの2ヵ所がサテライト会場となり、新宿バルト9では6スクリーンを開放。約1000名のファンが、スクリーンに映し出されるヨン様を食い入るように見つめ、会場と感動を共にしていた。

 なお、30日にぺ・ヨンジュンが関西国際空港に到着した際には関空の記録となる3000人のファンが出迎えた。また31日には、大阪市内の宿泊ホテルの周りを1000人ほどのファンが取り囲み、京セラドーム大阪ではリハーサルのため会場入りする姿を一目見ようとするファンらが会場を取り巻くなど、大阪はまさにヨン様フィーバーに沸いた。

大阪=野崎友子通信員

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