金鍾学PD「ペ・ヨンジュンは完璧を求める俳優」

金鍾学PD「ペ・ヨンジュンは完璧を求める俳優」

金鍾学PD「ペ・ヨンジュンは完璧を求める俳優」


 金鍾学(キム・ジョンハク)プロデューサーがペ・ヨンジュンとの作業について語った。

 金プロデューサーは6月1日に京セラドーム大阪で行われる「ドラマ『太王四神記』プレミアムイベント2008 in JAPAN」に出席するため、30日午後4時ごろ、同ドラマでタムドク役を演じたペ・ヨンジュン、ギハ役のムン・ソリ、スジニ役のイ・ジアらとともに関西国際空港に到着した。

 金プロデューサーは30日夜、大阪市内のレストランで韓国の取材陣と会い、『太王四神記』の制作中にペ・ヨンジュンから受けた印象を正直に打ち明けた。

 金プロデューサーは「『太王四神記』を撮るまでペ・ヨンジュンとは会ったことがなかったが、今回の作品を通じ、完璧な演技を求める俳優だということが分かった」と語った。

 さらに「ペ・ヨンジュンは台本を100回は読み返してくるような俳優のため、現場ではわたしの方が押されることも多かった。自分の演技に関する限り、ほかのどの俳優よりも正直で、思い通りの感情が表現できなければ絶対にそのまま流すことはない」と述べた。


 金プロデューサーはまた、「こうしたこだわりから、撮影が予定より長引くことも多かった。時にはわたしとスタッフが早く撮影を進めようと、ペ・ヨンジュンの演技が終わるや皆一斉に大きな声で“オーケー”と叫んだりもした。すると案の定、ペ・ヨンジュンは“監督、わたしをビックリさせようというのですか”と言い、結局もう一度撮影することになった」と言って笑った。

 「ペ・ヨンジュンは日本で確実に視聴率が取れるだけでなく、確かなチケットパワーを持つほとんど唯一の韓国人俳優といえるだろう」と言い切る金プロデューサーは、『太王四神記』続編についても語った。

 「まだ『太王四神記2』の制作について具体的な計画はないが、今回大阪に向かう途中、ペ・ヨンジュンが“もし続編を制作するなら現代物にしては?”とアイデアを出してきた」と話す金プロデューサー。

 続けて「韓国公開の劇場版『太王四神記』は、既存のドラマを映画形式に再編集して3編制作する計画。現在、映画関係者や劇場側と協議中だ」と説明した。

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