2002年に放送されたドラマ『冬のソナタ』(KBS第2)で日本に韓流ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンの人気は6年余りが過ぎた今でもまったく変わっていなかった。
05年夏、映画『四月の雪』のプロモーションを兼ねて日本を訪問して以来、約3年ぶりに日本を公式訪問したペ・ヨンジュン。関西国際空港にはペ・ヨンジュンが日本に到着した瞬間を一目見ようと、同空港開港史上最多の5000人余りのファンが押し寄せた。ファンたちはペ・ヨンジュンの登場に熱い歓声を上げ、感激の涙を流した。
ペ・ヨンジュンは6月1日、京セラドーム大阪で行われる「ドラマ『太王四神記』プレミアムイベント2008 in JAPAN」に出席するため、30日午後4時ごろ、関西空港に到着した。
ファンたちはペ・ヨンジュンが到着する1時間前から到着ロビーを埋め尽くし、「大阪に来てくれてありがとう」「ペ・ヨンジュンさん、『太王四神記』の大成功おめでとう」「あなたと同じ時代に生きていることが幸せ」「二日前からここで待っていました」などと書かれたプラカードを手に、ペ・ヨンジュンの日本訪問を歓迎した。
関西空港の関係者はペ・ヨンジュンが到着する直前、スターニュースのインタビューに応え、「ペ・ヨンジュンさんが入国する瞬間を少しでもいい場所から見ようと、二日前から空港で待っていたファンもたくさんいる。現在までに約5000人のファンが集まっており、警察を含めた安全要員だけで400人余りが動員された」と話した。
日本のファンたちの感激と歓声は30日午後4時55分、ペ・ヨンジュンが入国ゲートを出た瞬間ピークに達した。
『太王四神記』を手掛けたキム・ジョンハク・プロデューサーとギハ役のムン・ソリ、スジニ役のイ・ジアに続きゲートから出てきたペ・ヨンジュンは、サングラスにジーンズ、黒いジャケットという姿で登場。現場にいたファンたちは一斉に歓声を上げた。ファンの一部はペ・ヨンジュンの登場に感動の涙を流した。
ペ・ヨンジュンはゲートを出ると同時に日本のファンに向かって手を振り、自分のデジタルカメラでファンの姿を撮影した。ゲートの前で約20秒間ファンの歓声に応えたペ・ヨンジュンは、安全要員らの警護を受けながらホテルに向かった。
3年ぶりに日本を公式訪問したペ・ヨンジュンを見るため神戸から来たという56歳の女性ファンは、スターニュースの取材に対し、「ヨン様に会うため今日午前6時に関西空港に来た。『冬のソナタ』を見てからヨン様のファンになった。『太王四神記』も全部見た」と話した。
また、大阪に住む40代の女性ファンは「今日、関西空港には名古屋や東京など全国のヨン様のファンが集まっている。ヨン様は頭のてっぺんからつま先まで全部魅力的。特に優しいところが大好き」と語った。