中国地震:チャン・ナラが被災地を訪問


 チャン・ナラが中国・四川大地震の被災地を訪問した。

 チャン・ナラはホームページで「29日未明、飛行機で地震が発生した四川地域に向かった」と伝えた。チャン・ナラはこれまで余震と伝染病に対する懸念のため、被災地訪問の時期について悩んできたが、この日ついに現場に向かうことになった。

 チャン・ナラは自身が広報大使として活動している中国国内の慈善団体「中華慈善総会」とともに、成都から50キロほど離れた地域に設立される「ナラ希望学校」の具体的な事項について点検した。

 チャン・ナラが「ナラ希望学校」を訪問する前日の28日、北京の中華慈善総会総本部では、被災地に寄付金と国際飢餓対策機構からの救援物資を渡す式典が行われた。

 この式典でチャン・ナラは、ファンと一緒に集めた寄付金27万4000元(約414万円)をナラ希望学校の設立費用として手渡し、今後山東省でコンサートを開催するなど、学校が完成するまで支援を続けることを約束した。また、チャン・ナラが広報大使として活動中の国際飢餓対策機構は約12万ドル(約1260万円)相当の薬品や衣類、救急箱を渡すと同時に、中華慈善総会との同盟に合意した。

 一方、チャン・ナラは中国国内での活動を終えた後、31日にベトナム・ハノイへ移動し、6月1日にコンサートを開催する。

イ・ジョンヒョク記者

【ニュース特集】中国・四川省大地震

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