24日、俳優イ・ドンゴンが、TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『今、愛する人と暮らしていますか?』の日本公開初日舞台あいさつに立った。
イ・ドンゴンはこの映画を選んだ理由を「大人の俳優の第一歩となると思って決めた。尊敬している俳優さんたちと共演できるということ、愛を正直に描いている点も決め手になった」としたほか、映画のエピソードや自身の考えを語った。
「(自身の役柄は)ハン・チェヨンさんとの夫婦生活は会話もなく、自分勝手。自分が結婚したらこんな夫にはなるまい、と思った。結婚すると愛が完結したと錯覚しがちだが、愛は常に努力が必要だと思う。努力を怠ることなく、愛を実らせてほしいと思う」と自身の結婚観にも触れた。
「もう一組のカップルとは違って、自分とオム・ジョンファさんとのラブシーンは、成功しないベッドシーンだったので、より刺激的なものにしようと臨んだ。最初、釜山で撮影したが、それに納得がいかず撮り直した。本当に格闘技のようだった」「冬の寒い中、湖に飛び込むシーンを撮影したのだが、それがカットされてしまったことが残念。事前に自分に知らせると文句を言われると思ったのか、完成まで知らされなかった」などのエピソードを、ジョークを交えながら明かした。
映画のOSTで歌ったのに続き、日本での歌手デビューも果たしたことについては「音楽は自分自身の感情を表現するものだと思う。アルバムの発売は、自分の抱いていた夢を実現できた、とうれしく思う。スタッフに感謝している」と喜びを隠さなかった。
『今、愛する人と暮らしていますか?』はTOHOシネマズ六本木ヒルズで25日よりモーニング上映中。
一方、イ・ドンゴンの初アルバム「my biography」は6月25日に発売される。そして、8月22日に自身初となるコンサート「LEE DONG GUN 2008 DEBUT CONCERT IN JAPAN~歌手活動10周年初のコンサート~」が行われることも発表された。
東京=野崎友子通信員