見事な歌唱力や豊かな表情の演技を披露し、エンターテイナーとしての才能も見せてくれた「フィギュア界の妖精」キム・ヨナ。女優ムン・グニョンに続く、新たな「国民の妹」的な存在になりつつあるが、芸能界デビューについて本人は「そういう予定は全くありません」と念を押した。
キム・ヨナのマネージメントを担当するIBスポーツの関係者は「キム・ヨナ選手は多くの人々の期待や関心にいつも感謝しているが、トレーニングだけに専念する。歌手デビューなどは考えていない」と語った。
また「テレビ出演を含めたさまざまな活動はファンのためのサービス。キム・ヨナ選手はファンのため、リンクの外で自分ができることをするだけ、と考えている」とも話している。
17日には、木洞室内アイスリンク(ソウル市陽川区)で開催されたアイスショー「KCCスウィッツェン・フェスタ・オン・アイス2008」のオープニングで、JEWELRYのヒット曲『ワン・モア・タイム』に合わせ「ETダンス」を披露したが、これもファンに楽しんでもらうためのものだ。
『ザ・スターショー』(SBS)でも話していたように、キム・ヨナが選手引退後も芸能界デビューを考えていないのは確かなようだ。これまでも「引退後もフィギュアに関することがしたい」と語っており、「永遠なるフィギュアスケーター」でいたいという気持ちをはっきり口にしている。