チャリティー活動に熱心な歌手のキム・ジャンフンが、米国産牛肉の輸入問題に対し自身の考えを語った。
キム・ジャンフンは自分のミニホームページに「明日17日に清渓川に行く」という文を掲載、「グッと我慢しようとしたけれど、ひどすぎる。国が…」と、やり場のない怒りを書きつづった。
キム・ジャンフンは「“民心は天心なので逆らえない”と言ったのに、頭を下げて謝罪すればいいものを…わが国民…心が広い民族だからなのか、手を打って新たにスタートを切ることができる大韓民国なのに、小さな子供たちの授業中に脅かしたりして…民心を逆なでして違法集会と見なし、処罰を強行して“圧力団体”と主張、全教組(全国教職員労働組合)を責め立て…」と書き、こうしたことはあってはならないと批判した。
さらに「僕は音楽をやっている人間。狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)問題は多くの人々が賛同しているので、怒りを抑え、我慢していた。すべてがきちんと終わると信じていたが、こうした状況は到底我慢できない」と、重苦しい胸の内を表現している。
また、「公演をしたら法的措置をとると言われたが、みんなが苦労しているのだから、一緒に捕まえられても後悔はないだろうと思う」とも。
キム・ジャンフンは17日午後7時、ソウル市内の清渓広場で開かれるロウソク・コンサートに参加、YB(ユン・ドヒョンバンド)らと共に『生きていくなら』を歌う予定だ。