『光州5・18』日本公開で静かな反響


 1980年5月18日に起きた光州民主化運動を描いた映画『光州5・18』(原題『華麗なる休暇』)が日本で静かな反響を呼んでいる。

 角川映画と同作品を配給したCJエンターテインメントによると、10日に21館で日本全国公開された『光州5・18』は観客約7000人が観覧したという。

 原題の『華麗なる休暇』という象徴的なタイトルは韓国現代史になじみの少ない日本人に分かりにくいため、『光州5・18』に改題されての公開となった。

 韓国で昨年公開されたこの作品は、観客700万人以上を動員し大ヒットしたが、日本での反応はそれほど大きくはない。

 だが、東京新聞や朝日新聞は『光州5・18』の日本公開を紙面で取り上げるなど、韓国の民主化運動を描いた作品として興行成績とは別に関心を集めている。

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