クォン・サンウ主演『大物』、放送延期か


 クォン・サンウとコ・ヒョンジョンをキャスティングし話題を集めているドラマ『大物』(SBS)の編成をめぐり、テレビ局と制作会社が意見の一致を見ることができずにいる。

 当初、同ドラマは8月スタートの水木ドラマとして編成された。しかし最近、撮影開始を間近にして、事前作業の不十分さや8月の北京オリンピック開催などの理由により、編成が難航している。

 SBSの関係者は「大統領府(青瓦台)のオープンセットが決定していないほか、台本などの問題もあり、同ドラマの編成時期をまだ決定できていない。制作会社と今週中に話し合いを終える予定だ」と話した。

 制作会社側は「北京オリンピックが8月に開催されるため、テレビ局から9月以降の月火ドラマとして編成してはどうかという提案を受けた。しかし制作会社側の立場としては受け入れがたい提案だ」と難色を示している。

 同ドラマは当初、今月初旬から韓国で撮影を開始し、中旬には大規模な日本ロケを予定していたが、予定よりやや遅れて今月26日に日本へ向かう予定だった。

 漫画家パク・イングォンの代表作『大物』は、本紙に連載されていた人気漫画で、女好きの遊び人ハリュ(クォン・サンウ)が検事ソ・ヘリム(コ・ヒョンジョン)を韓国初の女性大統領にするまでの波乱万丈な過程を描いた作品。制作費100億ウォン(約10億円)が投入される超大作で、今年下半期の最も大きな期待作の一つに挙げられている。一方、ハリュ役のクォン・サンウは、すべての女性を魅了するという設定で、現在さまざまなダンスの練習に励んでいる。

パク・ジョングォン記者
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