日本では映画『火山高』や『僕の彼女を紹介します』で注目され、除隊後の復帰ドラマ『ありがとうございます』も好評で韓流スターの仲間入りを果たしたチャン・ヒョクが、日本で始めてのファンミーティング(主催:株式会社フラウ・インターナショナル)を12日、東京・中野サンプラザで開催した。
ファンミーティングでは、『ありがとうございます』や韓米シンガポール合作映画『Dance of The Dragon』、そして5月30日よりMnetで放送が開始される最新作『不汗党』のエピソードや思い出などを語った。
評価の高かったドラマ『ありがとうございます』については「家族の大切さについてあらためて考えさせられた。周囲の人といかに大切に時間を過ごしていくかが重要だと考えさせられた。思い出深いドラマ」と振り返った。
まだ韓国や日本では未公開の映画『Dance of The Dragon』に関しては、出演を決めた経緯を「シノプシスでは中国人という設定だった。縁あって事務所に話がありシナリオを読んだ。夢を持って外国に行き、成長していく過程が描かれているシナリオが気に入り、決めた」とした。
見事なダンスを披露しているが、趣味で長年続けている截拳道(ジークンドー)ほど興味がわくことはなかったそうだ。
『不汗党』については、「言葉どおり見かたによっては悪い人間だが、自分は、哀れみが感じられるキャラだと思った」とし、キャラに引かれて出演を決めたという。プレイボーイ的な役作りはどうやってしたのか、と問われると「本能です。男には女性をくどく本能がある」とジョーク交じりに答え笑いを誘ったが、自身はナンパなどはしたことはない、と話した。
たっぷりのトークの後は、最近やっているというタップダンスを披露。2000年に発表した幻のCD「T.J Project」のプレゼント、そして全員との握手会・撮影会が行われた。そして最後は熱唱で締めくくり、ファンのボルテージは最後に最高潮に達した。
なお、チャン・ヒョクはこの後大阪に移動、13日には大阪国際交流センター大ホールで2日連続となるファンミーティングを開催する。
東京=野崎友子通信員