12日、「チャン・ヒョク ジャパン ファンミーティング」を開催する俳優チャン・ヒョクが、記者会見を行い、抱負や近況を語った。
日本での始めての単独ファンミーティング開催にあたって「日本でできてうれしい。イベントというよりも、自分の作品を通じて感じたことなどをファンの皆さんと語り合いたい」と抱負を述べた。
Mnetでの日本放送が決まった『不汗党』でのエピソードを問うと「台本に10秒の間何かをする、と書かれていて、その10秒の間に歌ったり踊ったりパフォーマンスして自分で埋めていかなければならないというのが、大変で恥ずかしかった。相手の女優さんとうまくからめなくてNGを出したことも」とアドリブに苦労したことを明かした。
シンガポールで撮影した合作映画『Dance of The Dragon』については「セリフが英語だったし、違う国の人と合わせていかなければならないことなどが多かった。ダンスを習って披露するなど新しい経験をしたことや、いろいろな人と協力して作り上げ、交流を深めたことがよかった」と語った。また、この役をやるにあたり日本の『Shall We ダンス?』を参考に見た、とも話した。
『猟奇的な彼女』への出演については「草なぎ剛さんの番組に出たことが縁で、お誘いを受け、日本に来る予定があったので、そのときにできれば、と了解した」という。
鍛えられた体について問われると「自分はダイエットするためにとか、筋肉を付けるためにとかで何かをしたことはない。体作りは、ストレスを受けないことだと思う。何かのために運動をする、ということはストレスになるのでよくない」との持論を披露した。
日本では多数のインタビューをこなすなど多忙ながらも「ホテルでジムに行ったり、おいしいものを食べたり。お酒を飲んで踊ったりもした。昨日はフィギュアも見に行った」とし、プライベートな時間も持てているとのこと。
今後の予定としては、映画の撮影に入り、その後ドラマも決まっているとのことだ。
チャン・ヒョクは12日に東京・中野サンプラザで、13日に大阪国際交流センターでファンミーティングを開催(主催:フラウ・インターナショナル)し、2500人のファンと語り合う。
東京=野崎友子通信員