「フィギュア界の妖精」キム・ヨナは9日午後、SBS公開ホール(ソウル市江西区登村洞)で行われた『ザ・スターショー』の収録に姿を見せた。そして今月1日、自身のミニホームページに「自分が韓国のフィギュアスケート選手だということを恨めしく思ったことが2回ある」と書き、批判されていることに関して「やるせない思い」と語り、真情を吐露した。
キム・ヨナはミニホームページに「自分が韓国のフィギュアスケート選手だということを恨めしく思ったことが2回あります。それは3月に世界選手権に向け出国する前日の練習、そして数時間前に行った練習のときです」と書き込んでいた。
キム・ヨナによると、こうした文を書こうと思ったのは、自分を見るために集まった人々により、その日に練習していたほかの選手たちに不本意ながら迷惑がかかってしまったため。キム・ヨナは「応援してくださる気持ちはよく分かるのですが、スケート場を通りかかったときにわたしが練習していたら、眺めるだけにして心の中で応援してください」とミニホームページでお願いした。
ところが、キム・ヨナの文は「韓国のフィギュア選手であるということが恨めしい」という見出しで報道され、ネットユーザーたちの間で誤解を招いた。まるで「韓国人であることが悔しく、恨めしい」という意味のように伝わったのだ。
キム・ヨナは「たとえ数人にでも、フィギュア界の現実をお知らせしたくて掲載した文でしたが、(本来の)意図とは関係なく、メディアの過度な関心により誤解を招くことになり、やるせない思いです」と今の心境を語った。