イ・ミョンセ監督、次回作は宮本武蔵に挑戦


 韓国映画界で「スクリーンのスタイリスト」という異名を持つ李明世(イ・ミョンセ)監督が、日本進出プロジェクトの準備を極秘裏に進めており、関心を集めている。

 李監督は次回作として、江戸時代の剣豪宮本武蔵に関する話を考えており、日本の投資会社との交渉が大詰めの段階を迎えているという。李監督の知人は「日本の有名俳優の出演が内定しており、詳細な日程を調整中だ」と話した。

 宮本武蔵は兵法書「五輪書」を著したことでも知られ、日本では多くのドラマや映画の題材になっている。現実と非現実を行き交う感覚的な映像を得意とする李監督が宮本武蔵をどのように描くかが注目される。

 李監督の作品では、カン・ドンウォン、ハ・ジウォン主演の『刑事Duelist(デュエリスト)』が日本に500万ドルで販売された実績がある。

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