【インタビュー】チョン・ジュノ「彼女の魅力はえくぼ」


 チョン・ジュノ。今、韓国で一番幸せな男だ。先日最終回を迎えたドラマ『人生最後のスキャンダル』(MBC)が「おばさんシンデレラシンドローム」まで巻き起こすほどの大反響を呼んだ。ラッキーなことは続くもので、恋人までできた。37歳の独身男が人生の伴侶を見つけたのだから、これよりめでたいことがあるだろうか。恋人の存在を認めた直後、本紙がチョン・ジュノと単独インタビューを行った。「昨日も夜遅くまでお祝いパーティーをしてもらったので、今日はお手柔らかに」と言いながら、幸せいっぱいの表情を浮かべていた。ソウル市竜山区梨泰院洞の日本料理店で行われた3時間余りのインタビューの間中、チョン・ジュノの顔から笑顔が消えることはなかった。

 「今年は結婚運があるそうです」。親戚一同が今年初めにチョン・ジュノの運勢を占ってみたところ、今年は根を張っただけの収穫があるといわれたという。結婚の可能性も高く、大器晩成型で、今年より来年がよく、来年より再来年にもっと大きなヒットを飛ばすと言われたとか。

 最近報じられた交際相手Pさんは、米アイビーリーグ(米国東部の名門私立大8校)出身の才媛。チョン・ジュノが話すPさんの魅力ポイントは、笑ったときにできる「えくぼ」だとか。普段から親しくしていた航空会社役員の紹介で知り合った。現在二人は両家のあいさつまで終えた状態で、後は結婚の日取りを決めるだけだという。


 ここ2カ月間、ドラマの撮影のためになかなか会うこともできず、デートはときどき食事を一緒にする程度。結婚前に噂ばかりが広がってはいけないと、映画も一緒に観たことがないという。恋人への特別サービスは、眠る前に「子守唄」を歌ってあげることだとか。十八番は『君と永遠に』。

 Pさんのために結婚式の直前まで「007作戦」を展開して極秘にしておくつもりだったが、予定より早く交際の事実が明るみになり当惑しているというチョン・ジュノ。しかし人生の伴侶を見つけてからは、毎日が本当に幸せだという。

 『人生最後のスキャンダル』ではトップスターの地位も捨て、愛する女性にすべてをかける男を演じたが、実際のチョン・ジュノはどうなのか。「愛する女性のためならそれ以上のこともできる情熱がある」と話す。ただし「僕を食べさせてくれるなら…」という冗談半分の前提つき。

 話題が恋人のことになると、むしろチョン・ジュノの方からこちらに質問をしてきた。「最近は結婚発表の記者会見をどういう風にやっているのか」「『人生最後のスキャンダル』のドンチョルのように格好よくプロポーズするためには何をプレゼントしたらいいのか」などなど。こういうまめなところを見ると、「韓国のおばさんたちの恋人」に浮上したこの男、間もなく一人の女性の夫となり、多くの女性ファンを泣かせることだろう。

チョン・サンヒ記者
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