sg、東京でチェ・ドンハさよなら公演


 人気ボーカルグループ、sg WANNA BE+が8日、東京・国際フォーラムホールAで昼夜2回の公演を行った。

 「My Friend Forever」と名付けられた今回のコンサートは、グループのリーダーだったチェ・ドンハが今月をもって脱退するため、さよなら公演となる。韓国内外を通じて、今回がチェ・ドンハの最後の舞台となることから、日本ファンはもとより、韓国から駆けつけたファンも含め、その熱気はいつも以上だった。

 幕が上がると、舞台に現れた3人。そのセンター位置には新メンバーのイ・ソクフンがいた。観客が多少ざわつく中、4月24日に発売された、イ・ソクフン加入後の初アルバムとなる5thアルバム「My Friend」から「ラララ」「KISS」「こんなに美しい」などを立て続けに披露。新生sg WANNA BE+のハーモニーとパワーを披露、イ・ソクフンが見事にデビューを飾った。

 そして満を持して、チェ・ドンハがひとりで登場。思い出のファーストアルバムから「愛して本当によかった」をソロで歌い上げた。「自分が始めて日本で歌ったときのことは忘れない。皆さんのことも忘れない。困難な道かもしれないが、挑戦したい。そして、また必ず、皆さんの前に帰ってきます」などと自身の思いをつづった手紙をファンに捧げた。

 その後は、チェ・ドンハのいるこれまでのsg WANNA BE+が、4年間で築き上げたハーモニー、友情を披露し、ファンの心に深く刻み付けた。

 最後にチェ・ドンハは「先日、韓国で最後の歌番組に出演したときには泣いてしまったが、今日は泣きません。今日は楽しいし、うれしいから」と語り、笑顔でファンに答えたが、その横でキム・ヨンジュン、キム・ジノが涙を見せていた。

東京=野崎友子通信員

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