リュ・シウォン、イベントで「耐久レースに出たい」


 リュ・シウォンが7日に訪日し、8日午後、都内のホテルで行われたファンイベントに参加した。

 このイベントは、3月28日に発売されたリュ・シウォンのDVD「リュ・シウォンのレーシングダイアリー シーズンⅢ」の購入者特典として、1万を越える応募者の中からリュ・シウォンが自ら抽選して選ばれた200人が招待されたもの。

 トークはもちろん、レースに関する話題が中心。これからもレース、DVDを続けていきたいか、との質問に「これからも、ずっとレースを続けたい。そしてそのたびに成長したい。50歳、60歳になっても続けていきたい。レーシングダイアリーもずっと続けて、皆さんに愛していただいたリュ・シウォンを残したい」などと語った。

 また、現在参戦している2008 CJスーパーレースチャンピオンシップの第2戦が5月18日に行われるが、このレースから、現在のカテゴリー、スーパー2000(2000CCクラス)から、新設される上位クラスのスーパー6000(6000CC、500馬力クラス)カテゴリーで参加すると明かした。


 さらに、日本でもレースをしないのですか、と問われると「定期的なレース参戦は無理だが、経験として一度は日本のプロのレースに出てみたい。まだ確定してはいないが、いろいろな条件が整えば、スーパー耐久に出たいと思っている。自分にとって日本の兄のようなTUBEのメンバーの松本さんがレースをしている。500キロを2ドライバーで走るのだが、一緒にやらないかと誘われている。自分は毎日(実現するよう)事務所にお願いしている。うまくいけば、年内にも実現するかもしれない」と語った。

 ファンとの楽しい語らいの一方、「本当は、全部のファンの皆さんとこのようにお会いできればよいのだが、それは不可能なので、理解して欲しい。今日来られなかった人には申し訳ないが、また機会を設けたい。来られた方は楽しんでください」と当選しなかったファンへの気遣いも見せ、メッセージを送った。

 その後クイズ、昨年のバースデーパーティーのDVDに未収録映像の上映、そして握手会が行われ、2時間ほどのイベントが終了。次は、6月から始まる全国ツアーで歌手・リュ・シウォンとしての再会をファンにアピールして舞台を後にした。

 また、この日会場には、リュ・シウォンの母も来場していた。韓国ではこの日は「両親の日」。加えて翌日が母親の誕生日だという。日ごろから親への愛情をあらわにしているリュ・シウォンだけあって「母にここで花束を贈りたい」と言うと舞台を降りて母親のもとへ。強く抱きしめ耳元で「愛しています」とささやくと母親の目からは涙がこぼれるという一幕もあった。

東京=野崎友子通信員

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