キム・ミンソン、米国産牛肉の輸入を批判


 女優のキム・ミンソンは1日、李明博(イ・ミョンバク)政権が狂牛病の危険部位とされる骨付きの米国産牛肉を輸入しようとしていることついて、ブログで「狂牛病(ウイルス)がうようよしている牛を骨のまま輸入しようとするなんて。むしろ青酸カリを口にしたほうがましだ。国は国民の安全と健康と幸福を守るべきではないのか」と強烈に批判した。

 キム・ミンソンは「わたしという人間は政治に大きな関心を持つ部類ではない。世論が良い方向に全てを導くだろうと、多数を信じる人間だ」とした上で、「頭の中に穴が開いてコントができなくなる自分なんて想像したくないし、そんなふうになってはならない。10年、20年、30年、いや明日のことかもしれない。いまマスメディアが狂牛病に対して騒がないことを理解できない。生きるか死ぬかという話なのに。他人事ではなく、自分や子供、両親、友人が絡む話なのに。日本の話でもなく、ここ韓国で!」などと怒りを表現した。

 そして、「国民のために奉仕する、国民の血税で生きているのが政府だ。国が自国を尊敬せず、自身を選んでくれた国民を尊敬しないという不祥事は起きてほしくない。世襲的に懐を埋めるのはやめよう。大運河も、医療保険も」と主張した。

 ブログには市民から「自分の意見を堂々と述べる姿が好印象だ」という書き込みがあった。

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