今月27日に最終回を迎えたドラマ『人生最後のスキャンダル』(MBC系)の主演チョン・ジュノが、相手役のチェ・ジンシルに感謝の気持ちを伝えた。
28日、ソウル市江南区清潭洞の飲食店で行われた打ち上げパーティーの席上、チョン・ジュノは「率直に言って、感情の幅が広いソン・ジェビンを演じるのは容易ではなかった。また、序盤で期待されていた視聴率を達成できなかったときも精神的につらかった。一日がとても長く感じられた」と語った。
チョン・ジュノが精神的につらかったとき、その横で申し訳なさそうに振舞っていたのがチェ・ジンシルだった。チェ・ジンシルがこのドラマで、チョン・ジュノの起用を積極的に勧め、そしてチェ・ジンシルの提案を受けたチョン・ジュノが決心を固めたからだ。
これについてチョン・ジュノは「チェ・ジンシルさんがわたしを呼んで、“ドラマに出させてすまなかった”と言った。女性であるジンシルさんの中に、男性的な心が宿っていたことを知って感動した。ジンシルさんに本当に感謝している」と述べた。
『人生最後のスキャンダル』は当初、視聴率がやや低迷したが、その後次第に上昇し、最終回では19.5%(TNSメディア調べ)を記録し有終の美を飾った。
最後にチョン・ジュノは「演技が難しかっただけに、いい勉強になった。このドラマに出演したということが、幸せで誇らしいことだという思いをこれからも持ち続けるだろう」と感想を述べた。