俳優のチェ・ミンスが70代の老人を暴行した事件を捜査しているソウルの竜山警察署は「二人が和解したとしても、事件そのものは引き続き捜査する」との立場を示した。
竜山警察署関係者は28日、「二人が和解すれば、ある程度情状を酌量することができる」とする一方で、「とはいえ、だからといって事件の捜査を打ち切ることはできない」と釘を刺した。
これに先立ちチェ・ミンスは、被害男性が入院しているソウル順天郷病院を訪問し、「申し訳ありません。面目ない」と謝罪の意を伝えた。これに対し被害男性は「わたしが悪いんです。なかったことにしましょう。チェ・ミンスが有名人なので、ことが一層大きくなった」とし、謝罪を受け入れる姿勢を見せた。
警察は、同日中に事件現場で破られたチェ・ミンスの服や当時履いていた靴などの任意提出を受け証拠品として写真を撮るなど、被害男性とチェ・ミンスの供述が食い違っている部分について捜査を続ける予定だ。