70代の男性を暴行した疑いが持たれている俳優のチェ・ミンスが29日午後、被害者を訪問し謝罪した。謝罪を受けた男性は、チェ・ミンスの背中を叩きながら「すまない。なかったことにしよう」と和解の意を伝えた。
チェ・ミンスはこの日午後4時10分ごろ、被害者が入院中のソウル順天郷病院を訪れ、謝罪した。チェ・ミンスは被害者に頭を下げ、「大変申し訳ない。面目がない」と言うと、被害男性は「こちらこそ申し訳ない。有名人であったために事が大きくなった」とチェ・ミンスの背中を優しく叩いた。
二人は軽く抱き合いお互いにあいさつした後で別れた。二人の対面の時間は5分にも満たなかったが、被害男性はチェ・ミンスの謝罪を受け入れる姿勢を示した。
被害男性はチェ・ミンスが帰った後、「わたしも息子がいる身。若い人を葬ることはできない。あのような出方をされたら許すほかない」と話した。
また「わたしもあの時は腹が立っていたが、チェ・ミンスは公人なので、あの後で起こったことも理解できる。許すつもり。なかったことにしようと言った。心から謝っているのだから許してもいいのではないかと思う。わたしがチェ・ミンスさんの仇になる必要はないのだから」と語った。