昨年12月7日に起きた忠清南道泰安沖のタンカー衝突・原油流出事故で、現地は今もその影響に悩まされているが、人気女優のソン・ヘギョは25日未明に泰安に出発、現地で海岸の岩などに付着した油を取り除く作業を行う。
韓国全土をショックに陥れたこの事故では、数多くの芸能人がボランティア活動を行い、感動の輪を広げた。しかし、月日がたつにつれ、ボランティアたちの足が遠のいているのも事実だ。
だが、ソン・ヘギョは「世間の関心が薄くなった今こそボランティアが必要」とスケジュールの合間を縫って活動することにしたという。
今回の活動はソン・ヘギョがイメージキャラクターを務めているアモーレ・パシフィックの化粧品ブランド「LANEIGE」社員と一緒に行うそうだ。
イメキャラがチョン・ジヒョンからソン・ヘギョにバトンタッチした後、新たに生まれ変わった「LANEIGE」では、ソン・ヘギョがボランティア活動に立ち上がったと聞き、すぐに一致団結して一肌脱ぐことになったという。
ソン・ヘギョは、「泰安の人々が今も事故の影響で苦しんでいるとニュースで聞くたびに胸を痛めていました。これをきっかけに再びボランティア活動が盛んになれば」と話している。