歌手イ・ソラが「芸術の殿堂」から不当な金銭を要求されたことを暴露、波紋を呼んでいる。
イ・ソラ側は「今年2月、芸術の殿堂運営局文化マーケティングチーム担当者と野外ステージでのコンサートを話し合っていた際、担当者が会場使用料の引き下げを条件に“無資料取引”(税金計算書なしの商取引)と株を要求してきた。“会場使用料を2200万ウォン(約230万円)から 1600万ウォン(約170万円)に引き下げる代わりに、600万ウォン(約62万円)の差額を無資料で渡し、イ・ソラ・コンサートに個人的に3000万ウォン(約311万円)を投資するから株をくれ”と要求された」と語った。
イ・ソラ側がこの要求を拒否すると、突然「会場の使用はできない」と通知してきたという。
これについて、文化観光体育部の管轄機関である「芸術の殿堂」は、内部監査を通じ会場貸し出し担当者の不適切な業務処理を確認、18日にこの担当者を免職処分とし、所属チームのチーム長と局長については管理監督責任が不十分だったとして、それぞれ職務解除と減俸処分を下した。