「元祖韓流スター」チャン・ウンスク、韓国での活動を希望


 元祖韓流を支えた歌手チャン・スーことチャン・ウンスクが、国内活動に対する意欲を示した。

 チャン・ウンスクは17日午後5時、ソウル汝矣島にある63ビルのジュピターホールで、韓国と日本のメディアが参加する中、記者会見を行い、デビュー30周年記念コンサートを控えた感想とともに、日本に進出する過程で味わった困難や今後の活動計画について触れた。

 1995年に日本での活動を開始したことで、韓国では忘れられてしまっていることに対する不安はないかという質問に、チャン・ウンスクは「2年前にソウルへ来たとき、わたしという存在が消えてしまっていると感じられ、とても寂しかった。しかし、実際に活動を始めてみると、相変らず覚えていてくれるファンもいて、韓国でもう1度活動したいと思うようになった」と明らかにした。

 18日にソウル・ウォーカーヒルWホテルで行われるデビュー30周年記念コンサートには、これまで日本で発表したヒット曲をはじめ、多くのポップソングをジャズスタイルにアレンジして披露する。チャン・ウンスクは「今回のコンサートでは、観客が多いか少ないかが問題なのではなく、ソウルを後にし、10年にわたって音楽留学をしてきた成果が問われる場になると思っている。韓国で活動していたころは、ミニスカートのイメージが強かったが、今では多くのジャンルをこなす歌手として成長したということをアピールしたい」と語った。

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