日本ドラマ『ハゲタカ』、10日から韓国で放送

 人生の悲劇は二つしかないという。ひとつは「お金がない」という悲劇、もうひとつは「お金が多過ぎる」という悲劇。

 「企業買収」ビジネスをめぐる男たちの野望と葛藤、そして挫折と希望を描いた日本のドラマ『ハゲタカ』が6部作に編集され、10日午後10時からビジネス情報チャンネル「 Business&」で放送される。

 ここでいう「ハゲタカ」とは、経営が傾いた企業を二束三文で買いたたき、その企業を転売して儲ける集団を指す。同ドラマは日本企業を次々買収していく外資系のファンドマネージャー「鷲津政彦」と、 懸命に日本企業を支え続けようとするエリート・バンカー「芝野健夫」の野望と葛藤を描いた作品で、日本で大ヒットしただけでなく、世界で各種の賞を総なめにした話題のドラマだ。

 世界で最も歴史と権威のある国際コンクールのひとつ「イタリア賞」で最優秀賞にあたるイタリア賞を受賞したほか、第44回「ギャラクシー賞」優秀賞・マイベストテレビ賞グランプリを受賞した。

 企業と経済というテーマを面白く、誰でも興味を持てるようなドラマに演出した同ドラマは、バブル崩壊後の日本の「失われた10年」をまとめて見ることができる。イケメン俳優として日本で人気のある松田龍平がIT企業の青年社長として登場する。

チョン・ギョンヒ記者
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