タムドク子役、ユ・スンホが初の訪日会見でドキドキ


 韓国随一の演技派子役として知られるユ・スンホが「あぁ!高句麗!!日韓友情フェスタ2008」チャリティースペシャルファンミーティングに参加するため、5日に訪日。6日のイベント前に会見を行った。

 『太王四神記』のNHK地上波放送が5日に始まったことから、タムドクの子供時代を演じたユ・スンホには同ドラマとタムドク役の俳優ぺ・ヨンジュンに関する質問が相次いだ。

 「前に撮ったものなのですが、やはり緊張します」と日本での放送開始の所感を述べ、ぺ・ヨンジュンとの接点を「ぺ・ヨンジュンさんとは初めて済州島で乗馬の練習の時に会いました。あまり話す時間はなかったのですが、暖かく、優しく接してくれ、いい方でした」とした。

 ぺ・ヨンジュンの子供時代を演じることに関しては「一生懸命頑張らなければ、と思いました。でも特別なことをするわけではなく、いつも自分がそうしているようにです」と語った。


 時代劇だったが、ファンタジーなので言葉遣いが普通だったので、そういう意味では楽に取り組めたと言い、印象に残っているシーンは、キハに橋の上で、いつもわたしのそばにいてくれ、振り返ると見えるところにいてくれ、と言ったセリフだという。

 そして「キハ(パク・ウンビン)は小さいときから知っていたのですが、これで仲良くなりました。ヨン・ホゲ役のキム・ホヨンさんは楽しい雰囲気を作ってくれる人で親しくなりました」と子役友達になったことを明かした。

 これまで監督などから演技のアドバイスなどはあったのか、との質問に「具体的なことはないのですが、監督はよく、ありのままを見せてくれ、作ったものでなく、素の姿を見せてくれ、と言われます」と話した。


 ユ・スンホの魅力は、確かに小手先のものでなく「自然体」がにじみ出る演技、表情にある。それが出来るということが、彼が天才子役と言われるゆえんなのだろう。

 ショッピングをするとき顔を隠さず、東大門市場などで顔を上げて歩くのが夢、と人気者ゆえの悩みもあるようだが、そのくったくない笑顔を見る限り、それほど心配はなさそうだ。

 中学生のユ・スンホは、日曜のこの日、早くも帰国の途に着いた。

大宮=野崎友子通信員

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