韓国芸能界は今、3人の「ユナ」の時代


 「ユナ」という名前を持つ女優とアナウンサーが全盛時代を迎えている。

 まず一人目は女優ソン・ユナ。水木ドラマのトップを走っている『オンエアー』で、オーバーアクションがかわいい脚本家ソ・ヨンウン役を演じ人気急上昇中だ。1995年にスーパータレント金賞を受賞し芸能界にデビューしたソン・ユナは98年、『ミスターQ』でヒロインのキム・ヒソンをいじめる悪役のデザイン室長ファン・ジュリ役を演じ、視聴者に強い印象を残した。続いてドラマ『ホテリアー』『プレゼント』『愛を逃す』などで一躍人気女優となり、その端正な顔立ちは都会派美人の代名詞になっている。

 二人目のユナは、婿養子という一風変わった題材で新たにスタートする金曜ドラマ『なんでうちに来たの?』のオ・ユナ。レースクイーンとして人気が出たオ・ユナは、ドラマ『わかるようになるよ』『その女』『恋愛時代』やシチュエーション・コメディー『オールド・ミス・ダイアリー』、映画『恋愛術士』などに出演し、キャリアを積み上げてきた。2005年にドラマ『その女』で見せたパーティー・プランナー、セジョン役の印象深い演技で、当時を代表する悪女女優になった。

 3人目のユナは07年9月の公募採用でアナウンサーになった元ミスコリア・ソウル「美」(06年)のイ・ユナSBSアナウンサーだ。アナウンサーが夢だった彼女は、小学校から大学までずっと放送クラブで活動、アナウンサーになる夢を育んできた。そしてついに約1500人の志願者の中から同期入社のパク・ソニョンアナウンサーと共に選ばれ、SBSの女子アナウンサーになった。現在は情報番組『よく食べよく暮らす方法』の「逆さハウス」コーナーや、バラエティー番組『日曜日が好き』の「奇跡の勝負師」コーナーなどに出演、ワンセグ向け放送やラジオニュースにも出ている。また、『生放送テレビ芸能』のリポーターとしても活躍する一方で、『2008スペースコリア放送-大韓民国 韓国に立つ』にも出演することになり、人気は右肩上がりだ。

ユ・アジョン記者
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