「チェ・ジンシル効果」てきめん、スタッフ大満足


 チェ・ジンシルがまたもや女優としての真価を発揮している。チェ・ジンシル主演のドラマや芸能番組の制作スタッフはこれを「チェ・ジンシル効果」と認め、満足感を示している。

 チェ・ジンシル主演のドラマ『人生最後のスキャンダル』(MBC)は視聴率が毎回ぐんぐん上がっている。

 同ドラマは人気週末ドラマ『 糟糠(そうこう)の妻クラブ』(SBS)と『大王世宗』 (KBS)という二つの壁にはさまれ、一ケタ台の視聴率でスタートしたものの、放送開始から1カ月で16%にまで引き上げた。先日、ジェビン(チョン・ジュノ)とソニ(チェ・ジンシル)の抱擁シーンが放送された後、同ドラマのホームページには視聴者からの延長放送の要求が殺到し、スタッフは「このままで行けば視聴率20%も夢ではない」と満面の笑顔だ。

 一方、司会を務めるトークショー『ジンシルとグラ』(OBS)は回を重ねるごとにCMの本数が増え、新しいテレビ局を支える看板番組へと成長している。

 OBSの場合、まだ視聴率の集計ではなく、CMの件数を見て人気度を推測している。『ジンシルとグラ』の場合、初回ではCM12本だったが、先週の第2回放送ではそれが18本に増えた。間もなく24本の枠を埋めるだろう、というのがスタッフの見通しだ。

 先日、小中高校時代の「芳しくない」成績表が公開され大恥をかいたとはいえ、女優や司会者としての成績表は見事なものといえるだろう。息子ファニが先月小学校に入学するなど、まだ子どもたちに手がかかる時期ではあるが、ドラマの撮影のために忙しく、子どもたちの眠っている顔しか見ることしかできない状況。だからこそチェ・ジンシルにとって、今回の成績はこの上なく意味深い。

 しかし、連日の夜通しの撮影にトークショーの収録まで加わり、健康状態は思わしくない。1日には『ジンシルとグラ』の撮影のため家を出たところで倒れ、救急室で点滴を打つというハプニングもあった。2日からは再びドラマ撮影の強行軍が続き、撮影できなかった『ジンシルとグラ』の収録も再開しなければならない状況。当分の間は点滴打つほどの忙しさと喜びの悲鳴が続きそうだ。

チョン・ギョンヒ記者
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