IVYまたも逆風、「PV盗作」で損害賠償命令

 IVYのセカンドアルバム収録曲『誘惑のソナタ』のプロモーションビデオは昨年盗作と判断されたが、今度はこれに対し3億ウォン(約3000万円)の損害賠償判決が出た。

 ソウル中央地方裁判所民事第13部は1日、日本のゲーム会社がIVYの所属事務所ファントム・エンタープライズなどを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、「被告は原告に対し3億ウォンを賠償せよ」という原告一部勝訴の判決を下したことを明らかにした。

 同地裁は「日本のゲーム『ファイナル・ファンタジーⅦ』を基にした映像作品と『誘惑のソナタ』のプロモーションビデオはエピソード構成や展開、登場人物の姿がほぼ同じ」と判決理由を説明している。

 IVYはプロモーションビデオの盗作判定や、ボディーガードが学生に暴力を振るうという「過剰防衛」波紋に続き、昨年末には元恋人から「動画を流出させる」と脅迫される事件に巻き込まれ、芸能活動休止に追い込まれている。

 その一方で、先日IVYの関係者から「6月カムバック説」が飛び出しており、論議を呼ぶものと予想されている。「不適切な私生活やウソで波紋を呼んだIVYが芸能界に復帰するには早すぎるのでは」という声が多いのが現状だ。

キム・ユニ記者
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