BIGBANGが日本公演を終えて会見


 3月28・29日に東京・JCBホールにて追加を含む3公演を行い、のべ8200人の観客を集めたBIGBANGが、31日、東京都内のホテルで会見を行った。

 会見には、韓国でのソロの仕事のため先に帰国したV.Iを除くメンバー4人が参加した。

 コンサートの感想をそれぞれ「緊張したが、自分たちのカラーを見せられればと思った。残念な点もあったが、満足している(T.O.P)」、「(日本語で)日本のファンたちの前で歌ったということが楽しくて、うれしかったです(SOL)」、「初めてということもあって意義深かった。記憶に残るものだった。今度はもっと大きな会場でやりたい(G-DRAGON)」「初めてで緊張したが、ファンの方たちが楽しんでくれたのでよかった(D-LITE)」と口々に喜びと充実感を語った。


 日本の観客については「韓国も日本も差はない。一緒に楽しんで、一緒に歌ってくれる。前回は皆がおとなしく座って聞いてくれたが、今回は皆が立って一緒に盛り上がってくれたのがうれしかった」(G-DRAGON)とした。

 自身らで作詞などを手がけているが、どのように作るのかとの問いにG-DRAGONは「遊んでいるときに思いつくときもあるし、書こうと思って書くこともある。メンバーからアイデアをもらうことも」とし、T.O.Pは「インスピレーションは突然やってくるので、思いついたら忘れないようにすぐ携帯で送っておいたりする(笑)」などと答えた。

 日本に来るのが大好き、というBIGBANG。特にファッションに興味があり買い物に目がないようだ。「韓国ではなかなか行けないが、日本では1時間でも時間があればショッピングに行く。おいしい食事も皆さんが用意してくれるし、よく寝られるし、日本で過ごすのが楽しい」と語った。


 今後の予定は、韓国では4月からの韓国5都市でのコンサート、セカンドアルバムのリリース、SOLのソロアルバムのリリースのほか、タイでのコンサートも決まっている。

 日本では、5月28日にセカンド・ミニアルバム「With U」が発売されるが、「それぞれのカラーが出たアルバムなので楽しんでもらえると思う」(SOL)とのこと。これには日本語で歌われた「My Girl」も収録されている。

 また、10月にはより大規模となる地方を含むツアーが予定されているという。今後も、BIGBANG旋風がますます大きく吹き荒れそうだ。

メンバーらは、コンサートの疲れも残る中ながら、公演の成功の余韻を楽しみ、少し成長した余裕のようなものも感じられた。しかし「まだ自分たちは若く、上達しなければならないことがたくさんある」とその視線は早くも先を見つめ、輝いていた。

野崎友子

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