弟失ったイ・ドンゴン、4月活動再開へ


 弟がオーストラリア・シドニーで刺殺され、ショックに打ちひしがれている俳優イ・ドンゴンだが、4月から芸能活動を再開する見通しとなった。

 イ・ドンゴンに近い関係者は27日、「イ・ドンゴンは突然の悲報にとても大きな衝撃を受けている。活動再開についてはすぐに話し合うことはできないが、それでも既に入っているスケジュールはこなしていく」と語った。

 26日にはイ・ドンゴンのCD『ツキアカリ』が日本でリリースされた。今回のCDには新曲『ツキアカリ』や『ユア・ソング』が収録されているほか、今でも人気のある往年のアイドル松田聖子の『あなたに逢いたくて‐ミッシング・ユー‐』や徳永英明の『最後の言い訳』が韓国語で収録されている。

 イ・ドンゴンは今後、正規アルバムを日本でリリースする予定で、それに伴うスケジュールを4月中にこなさなければならない。

 また、イ・ドンゴンはMBCの時代劇『イサン』終了後に放映予定のドラマ『夜なら夜ごとに』出演を前向きに検討していたときに悲報に接したため、出演するかどうかの最終決定も今月中に下さなければならない状況だ。また、映画出演も確定しており、4月からは複数の仕事を並行するほどハードなスケジュールになる見通しだ。

 20日に弟の悲報を聞きオーストラリアに向かったイ・ドンゴンは、26日に弟が留学中だったシドニー大学で行われた追悼式に出席、冥福を祈った。デイリーテレグラフ紙をはじめとする現地メディアは、この日の追悼式を大きく報じている。

 イ・ドンゴンは28日に帰国した後、サムスン病院(ソウル市江南区逸院洞)に焼香所を設ける。そして31日にソウル市内の聖堂で葬礼ミサを行い、出棺の代わりとする。

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