チャ・テヒョン、ファンミで訪日し会見


 俳優チャ・テヒョンが、公式サイトリニューアルオープン記念のファンミーティングを24日に大阪・ZEPP OSAKA、25日に東京・ラフォーレミュージアム六本木でそれぞれ700人のファンを集め、開催した。また、東京でのファンミに先立ち会見が行われ、近況などを語った。

 『猟奇的な彼女』がドラマとしてリメークされることについての感想を問われ「どんな作品になるか楽しみ。これは女性がポイントとなるので、どんな女優さんが演じるのかが気になる」とした。

 今後やってみたいことは、との問いには「新しい分野に挑戦してみたい気もあるが、演技をより深めたい、という思いの方が強い」と役者としてより成長したいという意欲を示し、今後の活動予定について「今年はアニメの声優に初挑戦したが、映画やドラマにどんどん出たい。去年の後半は、妻が妊娠したことで仕事をセーブしたが、今年はもっとがんばりたい」とした。


 さらに「日本に来るたびに歓待してもらってうれしい。作品を通してお会いするのもは大事だが、ファンミーティングでお会いするのもとてもいいと思うので、これからも年に1回ぐらいはやりたい」とファンに対しての愛情も見せた。

 会見後、「FOREVERチャ・テヒョンJAPAN FANMEETING」(主催:株式会社フラウ・インターナショナル)と名付けられたファンミーティングが行われた。

 この日はちょうどチャ・テヒョンの誕生日ということで、似顔絵入りのケーキが用意され、ファンは全員でバースデーの歌を贈った。

 トークでは、話題が生まれたばかりの子供の話に及ぶと、柔和な顔をよりほころばせて「自分にどのくらい似ているかわからないが、60%ぐらいは似てるのではと思う。(自身の特徴とされる)唇は似ていない。今度女の子が生まれたら似ればいい」などと語った。


 さらに、家族へのお土産は、との問いに「残念だが、買い物をする時間がない。その代わり、ファンの皆さんが子供服などいろいろプレゼントをくださるのでありがたい。自分でお土産を買う時間があったら、オムツを買いたい」とし笑いを誘った。

 一方、悪役などこれまでとは違ったキャラに挑戦しないのか、という質問に対して「幅広い役をやることもいいとは思うが、自分は自分の持っている親しみのある雰囲気を大切にして、そういうタイプの中で演技の幅を広げて生きたい」と自身の演技に対するこだわりを真摯(しんし)に明かす場面もあった。

 チャ・テヒョンは『覆面ダルホ』でも自身が歌ったテーマソングほかファーストアルバム、セカンドアルバムからも1曲ずつ歌を披露したほか、最新映画『ばか』にちなんだ「世界一おいしいトースト」を作り、ファンにふるまうなどした。ハイライトは、全員との握手と写真撮影。チャ・テヒョンは最後までていねいにひとりひとりに接し、ファンとの交流を楽しんだ。

東京=野崎友子通信員

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