FTIsland、日本でファンミ大成功、音楽留学も


 人気の高校生バンドFTIslandが20日、東京・ラフォーレミュージアム六本木で昼夜2回のファンミーティングを開催した。

 ミニライブとメンバーのバースデーパーティーという2部構成で行われたファンクラブ限定のイベントで、最後には握手会、サイン会もあり1300人のファンがメンバーと身近な交流を満喫した。

 21日には都内スタジオで取材会が行われ「とても楽しかったです。韓国のファンは歌っているときも終始声を上げるが、日本のファンは歌っているときはしっかり聞いてくれて、終わってから拍手してくれる」と振り返り、日本のファンの印象を語った。

 まだ人気先行の感はあるが、さらなる飛躍のため、4月から日本に3カ月の音楽留学をするという。各パートごとのオーディションで選ばれたという5人は、「さまざまな音楽に触れ、日本語の勉強もし、その成果も踏まえ将来的には日本語での歌にも挑戦したい」とのことだ。


 日本の歌手では、ORANGE LANGE、レミオロメン、ZARD、浜崎あゆみといった名を口々に上げ、「日本の音楽は韓国人にもフィーリングが合うので好き」と日本の音楽にも多く親しんでいることを見せた。

 語学については「日本語は難しいですが、英語よりは難しくないです。韓国語と似ているので」と語ったが、12月のコンサートで訪日したときに比べて理解力、表現力は明らかに増していた。

 最後に、「ファンからの印象に残るプレゼントは?」と聞いてみると、素顔の少年らしさが垣間見えた。かっこよすぎて似てない(?)肖像画(ウォンビン)、ちょっと変わった味のせんべい菓子(ジェジン)、この色が素敵なスニーカー(ホンギ)とそれぞれ答えたところ、ミンファンが「愛!」と答えるとメンバーからはやゆする声が。ジョンフンは「前に来たとき、自転車をプレゼントされたので、今回、時間があればツーリングしたい」と楽しそうに語った。

 平均年齢は17歳、デビューして1年にも満たないFTIslandだが、今の韓国での爆発的な人気だけに満足してはいない。「機会があれば演技などにも挑戦したいが、今はまず音楽」とアーティストとしての進化を目指す姿に、ビジュアルを越える輝きが見えた。



東京=野崎友子通信員

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