歌手キム・ジャンフンがこれまで40億ウォン(約4億円)に達する寄付をし、恵まれない子供たちを支える姿が話題になっている。
KBS第2テレビのドキュメンタリー番組『人間劇場』では17日から「幸せハイキック キム・ジャンフン編」を放送、キム・ジャンフンの寄付人生にまつわるエピソードを紹介している。
一見、華麗な芸能界に身を置いているような彼だが、よくよく見ると、すべてが「意外」の連続だ。
「幸せハイキック キム・ジャンフン編」第1回では「イベントをしてでも寄付をする」と、寄付に対する強い意欲を示す姿を放送した。借金して寄付をし、その後返済したこともあるという。
また、子供のころから病弱で、家出したことや、パニック障害に悩まされていたことも告白した。
パニック障害とは、根拠のない恐怖から生じる不安状態が通常より激しく長く続く病気。サービス精神が旺盛でステージマナーもK-POP界でナンバーワンといわれるキム・ジャンフンだけに、そうした病気に悩んでいたとは驚きだ。この病気を治すために選んだのが寄付とボランティア活動だった。
キム・ジャンフンの寄付人生がテレビで放映されると、視聴者は高い関心を示し、「深く感動した」「お金持ちだから寄付しているのかと思った。自分が恥ずかしくなる」と感動の声を寄せている。