18日午前11時、梨花女子高100周年記念館(ソウル市中区)で映画『クロッシング』制作報告会が行われた。写真は記者会見に応じる主演のチャ・インピョ。
4年間もの間、極秘で撮影されてきた『クロッシング』は、家族の薬や食糧を手に入れるため、北朝鮮咸鏡道の炭鉱村を離れざるを得なかった父親(チャ・インピョ)と、父親探しの旅に出た11歳の息子の行き違い(クロッシング)を描くヒューマン映画。
2002年に脱北者25人が中国人警備員を振り払い在北京スペイン大使館に逃げ込んだ事件をはじめ、脱北者数十人の証言を基に作られた。