パク・グァンヒョン・インタビュー(下)

「パックァンと呼んで」


-『カップル・ブレイキング』でのエピソードをひとつ教えてください
 「食事をするシーンが多かったのですが、NGが多くてお腹がいっぱいになってしまったことです」

-今回、日本での仕事ということで、親しくされていて、日本で活躍している友人のリュ・シウォンさんやパク・ヨンハさんなどにご相談はされましたか?

 「ふたりとは親しいので、電話もしょっちゅうしています。日本に来る前にも電話をしたら、がんばって来いよ、と励まされ、いろいろ教えてもらいました。ですが、(今回の訪日の)話自体が急で、日本でDVDになる、日本に進出できるんだ、ということにただびっくりするだけで、特に日本へ来るための準備ができなかったのが実情です。今度来るときには、しっかり準備して来たいです」

-これまで、日本にいらしたことはあるのですか。

 「今回で3回目です。公式には初めてですが、去年の夏に2回、観光で来ました」

-リュ・シウォンさん、パク・ヨンハさんのように、日本で活動してみたい、という希望はありますか。


 「基本的には韓国での活動に専念します。日本では新人になりますし、まだ早いと思っています。やるときには、もっとしっかり勉強してからやりたいと思います。日本語も含めて」

-これからどのような仕事、役柄などをしてみたいですか。

  「これまでやった役では、コミカルな演技が評判が良かったので、そういう役が多かったんです。シリアスなものをいくつか新人のころにやったのですが残念ながらそれはあまり反応が良くなくて。でも、これからはシリアスな役をやっていきたいと思っています」

-ところで、パク・グァンヒョンさん、愛称はありますか? ファンの方は、何と声をかければよいのでしょうか。

 「パク・グァンヒョンって、日本の方には呼びにくいようです。パックァンと呼んでくれればいいです。友達もそう言いますよ」

パク・グァンヒョンは、話していると、どんどん吸い込まれていくような不思議な魅力の持ち主だ。ラブコメなどでのコミカルな演技とキュートな笑顔がまだまだ見たい気もするが、新境地に挑む姿勢にエールを送りたい。

 「まだ確定したものはないのですが、今年はドラマをやる予定です」と明言してくれたパックァンの次回作が楽しみだ。

東京=野崎友子通信員

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