映画『追撃者』で殺人鬼を演じたハ・ジョンウは「うれしい悩み」を抱えているそうだ。
映画で過去まれに見る連続殺人鬼を見事に演じ切ったため、「映画を見てくれた周りの人たちが怖がって近寄らなくなった」というのがその悩み。
ハ・ジョンウは『追撃者』で無表情のまま無残にも次々と人を殺し、罪悪感を持つどころかなんの感情も持たない男を演じた。
映画を見た観客たちは「心臓が縮み上がるような希代の殺人鬼を演じた姿は見事」「映画を見て殺人鬼チ・ヨンミンのことを思い出し、夜眠れなかった」と語り、ハ・ジョンウの熱演を称賛した。
これについてハ・ジョンウは「周囲の方々が『追撃者』を見た後、僕の目をまともに見られないと言ったり、怖がって避けて通ったりしています」と笑いながら語った。
しかし「そんなことがあるたびに、(役をこなしたという思いがして)胸がいっぱいになり、気分がいいです。最近僕にとって1番の褒め言葉は、“お前は本物の殺人鬼のよう”と言われることです」と、演じた役に対し尽きることのない愛情(?)を示した。