映画『追撃者』は韓国内で映画評論家やメディアはもちろん、観客にも好評でヒットしているが、同時に海外からも熱い視線が注がれている。
17日に閉幕した第58回ベルリン国際映画祭期間中に開催されていたヨーロッパ・フィルム・マーケットでは、非公式ながら『追撃者』の試写会が行われた。
普通フィルム・マーケットでの試写会は海外バイヤーなら誰でも入場し鑑賞できるが、非公式の試写会は主催者側が招待した特定のバイヤーしか鑑賞できないことになっている。
『追撃者』の海外マーケティングを担当する「ファイン・カット」関係者は、「海外バイヤーらは“話題作『殺人の追憶』をしのぐ新たなスリラー”という韓国での評判を聞きつけ、『追撃者』に多大な関心を示している」と語った。
まだ販売には至っていないが、韓国内でのヒットや同マーケットでの好評を受け、『追撃者』の海外市場進出は近く本格化しそうな勢いだ。
『追撃者』は、先週末の興行成績でも2位にランクイン。女性を狙った連続殺人鬼(ハ・ジョンウ)と、これを追う元刑事(キム・ユンソク)の息もつかせぬスリリングな追跡劇を描いた作品だ。