記者暴行疑惑のソン・イルグク、うそ発見器で取り調べ


 フリー女性記者を暴行した疑いが浮上している俳優のソン・イルグクが15日、ソウル中央地検でうそ発見器(ポリグラフ)による取り調べを受けた。

 ソン・イルグク氏側のイ・ジェマン弁護士は「女性記者もうそ発見器による取り調べを受けるのを待って、結果が近く出る見通しだ」と語った。

 これに先立ち、女性記者も同日、うそ発見器による取り調べを受ける予定だったが、検察に出頭しなかった。検察側が関係者に電話したが、連絡が取れなかったという。

 女性記者は、先月17日にソン・イルグクの自宅前で取材を断られた際、ひじで突き飛ばされ、全治6カ月のけがを負ったとして、同24日にソウル地検に告訴。これに対し、ソン・イルグクは同29日、「すぐに家に入ったので身体的な接触すらなかった」などとして暴行を否定し、逆に同記者を告訴し、主張は対立している。検察は双方の主張が真っ向から食い違っているため、うそ発見器による取り調べを行った。

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