『華麗なる休暇』、ゆうばり映画祭で上映へ


 1980年の光州事件を映画化した『華麗なる休暇』(邦題『光州5・18』)=キム・ジフン監督=が、来月北海道夕張市で開かれる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で招待作品として上映される。ラブコメディー映画『猟奇的な彼女』(2001年)の郭在容(クァク・ジェヨン)監督が手掛けた日本映画『僕の彼女はサイボーグ』も同映画祭のオープニング作品に決まった。

 キム・ジフン監督と郭在容監督はいずれも同映画祭でグランプリを受賞した経歴があり、今回再びそろっての出品が実現した。

 同映画祭は夕張市の財政破たんで06年に開催が中断されたが、北海道内外の企業や映画業界の支援で復活が決まり、3月19日から23日までの日程で開かれる。両監督は韓国映画の代表的な演出者として映画祭に参加する。

 『華麗なる休暇』は光州事件を描き、韓国で上映された作品で、アン・ソンギ、キム・サンギョン、イ・ヨウォン、イ・ジュンギらが出演した。日本では今年5月に劇場公開が予定されている。『僕の彼女はサイボーグ』は綾瀬はるか、小出恵介の主演で、今年初夏に劇場公開予定。

 郭在容監督は02年に『猟奇的な彼女』で、キム・ジフン監督は04年に『木浦は港だ』で同映画祭のファンタスティック部門グランプリを受賞している。特に郭監督は『ラブストーリー』(原題『クラシック』・03年)でも同映画に参加したほか、ヤング・ファンタスティック・コンペティション部門の審査委員も務めた。

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