韓国観光公社が選ぶ「2月オススメの旅行地」

　韓国観光公社は「2月にオススメの旅行地」に京畿道坡州市の「チャンダン豆（汚染されていない畑で栽培された最高品質の豆）村」をはじめ、江原道大関嶺「風の村」、忠清南道公州、全羅南道求礼「タムラク（塀の意）村」、慶尚北道金泉の「懐かしの味村」など、面白い体験ができる5カ所を推薦した。

◆京畿道坡州「チャンダン豆村」

　2004年に「スローフード村」に指定された場所で、味噌や豆腐作りの体験ができる。村内にあるチャンダン豆専門の食堂では、採れたての豆で作った豆腐やテンジャンチゲ（韓国の味噌スープ）、おからなどを味わうことができる。近くには黄喜先生影堂址、トゥルメ博物館（民俗生活史の博物館）など見所も盛りだくさん。お問い合わせは坡州市庁文化観光課、チャンダン豆村へ。

◆江原道大関嶺「風の村」

　スノーチューブ、ボブスレー、スノーモービル、羊の餌やり、苺ジャム作りなど家族連れが楽しめるアトラクションが満載。お問い合わせは「風の村」へ。

◆忠清南道公州

　百済が漢城に首都を移したときの遺産がたくさんある。公山城と宋山里古墳群が最も代表的な遺物。粉粧灰青砂器を作る過程を見ることができる鶏竜山陶芸村や公州民俗博物館、鶏竜山自然博物館も一見の価値あり。お問い合わせは公州市史跡管理所へ。

◆全羅南道求礼「タムラク村」

　段々畑や石を積んで作った伝統家屋などを見ることができる。竹筒を利用した炊飯体験、蟾津江での釣り体験など、さまざまなイベントも行われている。お問い合わせは求礼郡庁文化観光課へ。

◆慶尚北道金泉市甑山面「懐かしの味村」

　「昔の田舎の生活」を体験できる。雪の降った日に雪皮（干したクズやワラなどで編んだ雪用の靴）体験、肥料袋でそり体験など、他にはないプログラムが揃っている。お問い合わせは懐かしの味村へ。