「女性記者暴行騒動」に巻き込まれているソン・イルグクが31日、暴行を受けたと主張している女性記者と、この内容を最初に報じたインターネットメディアを相手取り、損害賠償として20億ウォン(約2億2000万円)を請求したが、この賠償金は判決後、全額泰安沖原油流出事故で被害を受けた忠清南道泰安郡の住民に寄付する予定だということが分かった。
ソン・イルグクの法定代理人を務める李載満(イ・ジェマン)弁護士はこの日午後2時30分、スターニュースとの電話インタビューで「刑事告訴に続き、名誉毀損に対し20億ウォンの損害賠償請求訴訟を本日午後4時に提訴する」と語った。
また、「賠償金20億ウォンは泰安沖での原油流出事故で被害を受けた忠清南道泰安郡の住民に全額寄付する」と述べた。
暴行を受けたと主張する女性記者に5億ウォン(約5500万円)、ソン・イルグクによる記者暴行説を最初に報じたインターネットメディアと記事を作成した記者に計15億ウォン(約1億6500万円)を請求する予定だという。
ソン・イルグクは24日、(ソン・イルグクから)暴行を受けたと主張している某月刊誌のフリー記者キムさんに告訴されている。これに対し、ソン・イルグクも29日、この女性記者を刑事告訴した。
一方、ソン・イルグクは、自身のファンサイトで今回の事件について「 今回の件で自分の俳優人生が終わることになっても仕方がないと思う。第2、第3の被害者が出るのを防ぐためにも妥協しない」と固い意志を示している。