『ケータイ刑事 銭形海』でシン・ドンウク会見


 昨年12月にBS-i『ケータイ刑事 銭形海』の「歌だ!祭りだ!芸術だ!~ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森」でソウル市警のタキシード刑事ことシン・ドンウク刑事役で初めて日本のドラマに出演したシン・ドンウクが、同ドラマに2度目の出演を果たした。

 今回出演したエピソードは「タキシード刑事来日!~ムータコ殺人事件」。都内で収録を終え、29日に記者会見が行われた。

 今回は日本語で演技を行ったシン・ドンウクは「プロデューサーはもちろん、素晴らしい監督、俳優陣、スタッフと一緒に仕事ができたよい機会だった。また初めて外国語で演技をしたが言葉というのはある表現のひとつでしかないということが分かり、新しい世界を見ることができた」と感想を述べた。

 日本と韓国のドラマの違いを問われると「韓国ではとにかく早く撮影をするが、1回のテイクが長いのでそのままの感情でいける。日本の場合はカット割りが多く、たくさん撮るので、そのたびに瞬間的な集中力が必要だった。あと、とても寒かった(笑)」と答えた。

 刑事役に関しては「刑事役は初めてで、ちょっとぎこちなかった。NGはあまりなかったが、最後に手錠を掛けるシーンでは、慣れていなくてNGを出してしまった」とした。

 「撮影時は体調がよくなかった上に、寒くて大変だったが、とても楽しかった。銭形海役の大政絢さんは誠実で、本当に一生懸命に取り組んでいたのが印象的だった。松山刑事役の松崎しげるさんとは冗談も言い合ったり、心をさらけ出して打ち解けられた。たくさんのことを教わった。自分は、楽しい仕事というのは真剣に取り組んでこそ楽しいものだと思うが、今回はそのようにできた」と満足感を示した。

 シン・ドンウクが登場する「タキシード刑事来日!~ムータコ殺人事件」は、2月23日土曜日23時よりBS-iで放送される予定だ。

 また、2月22日、3月21日には『ソウルメイト』のDVDが発売される。これにはシン・ドンウクが歌うドラマ挿入曲が2曲収録されており、こちらも話題になっている。

東京=野崎友子通信員

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