27日と28日の2日間にわたり、東京・韓国文化院で3回にわたって『私たちの生涯最高の瞬間』が特別上映された。これに合わせ、主演のムン・ソリとキム・ジョンウンが訪日し、舞台あいさつや多数のメディアのインタビューなど多忙な日程をこなしている。
しかし今回の二人の訪日の主な目的は、29日と30日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される北京五輪ハンドボールアジア予選再試合において、韓国を応援すること。
アテネ五輪での女子ハンドボールチームの活躍を描いた映画『私たちの生涯最高の瞬間』が大ヒットしているさなかに、「中東の笛」問題から五輪予選再試合が行われることになり、マイナースポーツのハンドボールが大きく脚光を浴びている。
同映画上映会は、北京五輪ハンドボールアジア予選再試合に関連して行われたもので、日本で始めての特別公開だ。韓国ハンドボールチーム応援を目的としたイベントの一環で、韓国人向けに行われたものだったが、熱心な日本人ファンの姿も見られた。
キム・ジョンウン、ムン・ソリは、29日の女子、30日の男子の試合を観戦。選手らに直に声援を送り、韓国を五輪へ導く手助けをする。
東京=野崎友子通信員