sg WANNA BE+、日本コンサート開催


 27日、sg WANNA BE+が東京・国際フォーラムAホールでコンサート「sg WANNA BE+ New Year Concert 2008」を開催した。昼夜2回公演が行われ、8000人のファンがその歌声に酔った。

2004年にデビューしたsg WANNA BE+は、昨年も日本でコンサートを開いているが、今回は日本デビューが決まったことで、さらなる飛躍の足がかりとなる特別な意味を持つコンサートだ。

 コンサートは『アリラン」などのヒット曲をはじめ、デビューアルバムの「Timeless」ほかこれまで発表したアルバムからバランスよくちりばめられた構成。特に、今回の日本コンサートのために作られた新曲「あいたい」が日本語バージョンで披露されると、ファンのボルテージは高まった。

 ソロコーナーでは、おのおのが苦難のときを過ごした幼少期のエピソードをVTRにし、3人3様、それに関連した選曲で歌を披露。それぞれの意思と個性を強く感じさせた。

 5月に脱退することが決まったと言われているメンバーのチェ・ドンハだが、他のメンバーのキム・ヨンジュン、キム・ジノも含めそれに関してファンへの報告はなかった。

しかしチェ・ドンハが「ぼくは次、いつこのように素敵な皆さんと会うことができるでしょうか」と語ると、ファンからは悲鳴に似た歓声が沸いた。

「今日のこの時間、忘れないでください。僕たちは皆さんに会えて本当に幸せな時間でした。3月19日にベスト盤で日本デビューするので応援してください」と3人は最後まで笑顔でファンの声援に応えた。

また、この日はゲストとして、28日にデビューを控えた女性R&Bデュオのダビチと、昨年デビューしたイケメン6人グループの超新星が舞台に立った。

 特にダビチは韓国でもまだ舞台に立ったことがないだけに、そのパフォーマンスが注目された。ダビチは「憎くても愛してる」でパワフルな歌唱力と、新人らしからぬ舞台度胸を見せ、海外で初舞台という快挙でデビューに花を添えた。

東京=野崎友子通信員

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